INTERVIEWmember of SORICH

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品質の向上に重要なのは
論理的な思考と
多角的な視点

shimamura shimamura

エンジニア 経験年数18年 SHIMAMURA

現在どのような仕事を担当していますか?

現在は、市場調査のためのインタビューをビデオチャットで実施できるサービスのWebアプリケーションとネイティブアプリケーションを開発しています。また、他プロジェクトのコードレビューも行っています。
レビューの際は、設計や命名が適切かどうかなどを重点的にチェックして、可読性の高いコードを目指しています。

その仕事の技術とその面白さについて教えてください。

WebアプリケーションはRailsとReact、ネイティブアプリケーションはReact Nativeを使用しています。React Nativeは、Reactの知識があればJavaScriptでiOSとAndroidのアプリを両方一緒に開発できるのがいいところです。それがゆえに、片方を修正したらもう片方が動かなくなるなどの苦労もたまにありますが(笑)。また、それぞれのOSでネイティブ実装を行っている部分もあり、必要に応じてそのような選択ができるのもいいところだと思います。
またReactと一緒に使われることが多いReduxは、学習コストは高めですが、うまく使えるようになってくると、よく考えられている仕組みだなと感心しますね。

日々の業務で大切にしていることはありますか?

リモートワークなので時間的な縛りが弱い分、「成果をあげないと」という意識は常にあリます。
コミュニケーションは基本的にslackなどのテキストベースですが、それで困るということはほとんどないです。大事になってくるのは論理的な思考と、それを言語化するというスキルになると思います。クライアントとの議論など、論理的なコミュニケーションが必要になる部分が多いので、そこは磨くようにしたいですね。
そのほか、品質にはこだわっていると思います。もちろん納期と予算とのバランスも考えなくてはいけませんが、それを理由に品質を蔑ろにはしたくないです。
SORICHは人材の育成に力を入れているので、それも継続的に品質を高めていくことに繋がっていくと思います。SORICHには品質に理解のあるクライアントも多いので、品質で応えていきたいですね。

今後のことについて教えてください。

私は性格的に一人でいるのが好きなので、今後もリモートワークを続けていきたいです。必要とされ続けるには、成長し続ける必要があると思います。ゆくゆくはプログラミング言語がどのような仕組みで動いているかなど、より深い部分を学んでみたいです。もちろん、それを知らなくてもプログラミングはできるのですが、深い部分から理解していることでさらにプログラミングを違った視点で良いものにできると思うんです。
エンジニアの仕事は、“わからないことに遭遇した時に興味を持つことができる人”に向いていると思うので、探究心のある人にはぜひチャレンジしてほしいですね。そして、自分の次の世代の人材を育てられる人にまで成長して欲しいです。

PROFILE

SORICHで実務経験後、フリーランスに。その後代表の切望に応えるかたちで2017年シニアエンジニアとして復帰。現在はリモートワークという形で主要メンバーとなる。エンジニアになったきっかけは、前職でMIDIファイルをPerlスクリプトで書き換えるという奇異な経験をし、次第にプログラミングに興味をもち始めたことにある。出会ったことに対するエネルギーの注ぎ方は人一倍。